26日 2年間務めた仕事場の最終出勤日でした。
席は31日まであるのですが、有休消化と朝礼当番を調整したら、26日の朝礼当番の日が最後となりました。
営業の仕事に50代後半で初めてつきました。
就職の動機は、息子の夢をかなえるために固定給が欲しかったからでした。
分野は得意分野なのですが、売ることはしたくないとこの仕事は誘われても断ってきたのです。
自分の中で、売るのではなくて困ったことの相談に乗るという気持ちで行こうと始めました。信頼関係からだと思いかわら版を作りましました。
それを渡しながら、いろいろ困ったことや世間話をしました。
お陰様で、そんな話の中から売れたこともあったり、知り合いから連絡が入ったりして成績はとれていた。しか~し、そんなんで成績が続くわけがない。
昨年の末に退職希望を出しました。
しかし励まされ、応援された。そしたら、販売してしまった。
これも何か意味があるのかと継続しました。
でもやはり自分では、必要としていない人に話を持っていけない。
知識はあってもそれは強みにならないことを痛感しました。
出来ないのはなぜだろうといろいろ自分に問うていました。
プライドなのか?本当に出来ないのか?逃げているのか?などなど、毎日問うてましたね~。
結局、ちょいと心が落ちちゃいまして、この流れはやばいと思い、苦手なことを克服するという考えをやめました。
いろんな意見はあると思いますが、私は自分を守るという選択をしたのです。
12月になり今月で退職と決まりました。
挨拶周りと有休消化の月となりました。
インフルエンザになりお会いできていない人には、再度挨拶ができない。
お会いできなかった人にはメモをいれていたら、なんとお電話くれる方が何人かいて。
挨拶周りをしたら、「かわら版楽しみにしていたのに残念」「これからどうするの?仕事しようかいしようか?」さらに「ごめんね。協力できなくて」というお言葉までいただいた。
2年間、何にもできなかつたと思っていたのですが、信頼関係は出来ていたんだなと嬉しくなりました。
最後の日、会社の人や親しくしてくれたお客様に挨拶に行きました。
書のあいさつ文と、何か自分しかできないものをと昔ワークでやった自分の名前に意味をつけるというワークのためのお名前の書もつけてお渡ししました。
やってくれているかな~(笑)
サラリーマンというものも久々にさせてもらって、組織の中での活動から人の話を聴くとか和を作るという分野もすることができ、そのことで、自分ができることも見つけました。
自分の心に美しく生きるということを意識した2年間でした。
この道にご縁をいただいたのも、自分の人生の役割の1つだったと感じます。
この経験もまた生かす時が出ると思います。
嫌な仕事の中にも自分が成長するための課題がある。
それを感じ自分がどうしていくのかを考える。
自分のど真ん中を見つめることになるのだと感じます。
あなたも、苦手な事、したくないことをしているかもしれません。
でもそれはあなたの軸を見つけるヒントになると思い。
自分に問いながらチャレンジしてみるのもいいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。